インタビュアー
今回は、基幹システム第1統轄部の経理システムグループでご活躍中の小林 拓矢さんにお話を伺いました。
前職では様々な業界で開発リーダーを経験し更なる成長を求めてKBSに転職
インタビュアー
本日はお時間をいただいてありがとうございます。まずは自己紹介をお願い致します。
小林さん
はい、私は2011年に大学を卒業後、独立系SIerに入社し、SEや開発リーダーとしてのキャリアを歩んでいました。2019年夏頃にKBSに入社し、経理システム関連の開発案件のプロジェクトマネージャーとしての経験を積み今に至ります。
インタビュアー
ありがとうございます。前職ではどのようなお仕事をされていらっしゃったのですか?
小林さん
前職では製造業や情報通信など、様々な業界のプロジェクトに客先常駐のSESとして関わり、その中で開発リーダーや後輩の教育係も任せていただけるようになりました。また、「価格調整機能を国際基準に対応させるプロジェクト」など、経理の知見が身に付くような案件も経験しました。
インタビュアー
前職の会社さまにて8年ほど勤務されていたと思うのですが、小林さんが転職を考え始めたのはどうしてでしょうか?
小林さん
正直なところ、前職の環境に大きな不満はなかったんです。ただ、様々な業界の顧客のプロジェクトに入る中で、ある業界の知見が別の業界では活かすことができないなど、特定の業界に対しての知見が身につきづらいことには課題に感じていました。顧客にシステムを導入して終わりではなく、導入後にしっかりと使われているかまで見届けることのできる環境や、1つの業界に対して腰を据えて働ける環境を漠然と求めていたような気がします。
転職活動を始めたのも、どうしても転職したい気持ちがあったというよりは、他にどんな会社があるか知りたい、自分の市場価値があるかどうかを知りたいという軽い気持ちだったのを覚えています。
インタビュアー
そうだったのですね。KBSのことはどのように知ったのですか?
小林さん
エージェントからの紹介で知りました。面接や面談でお会いする人事や現場の方がとてもおおらかで優しい印象があり、面接の場でも緊張をほぐす様な質問があったのを覚えています。
インタビュアー
実は最近でも「担当者の方のお人柄がよかった」と面接や面談を受けた方からフィードバックをいただくことも多く、小林さんが入社された頃から今に至るまで変わらずキリングループ全体の「誠実さ・人柄の良さ」が受け継がれているのだと感じました。面接の中では、前職のどのようなご経験が評価されたのだと感じていますか?
小林さん
大きく2点あると思っております。1つは前職で経理系のシステムの経験があったこと。2つ目は、前職で20代後半という若いうちから開発リーダーの経験があったことだと思います。プロジェクトマネージャーの経験はありませんでしたが、近しい経験はあったので、KBSでも転用できると思ってもらえたのかなと思います。
そのため、もしこのインタビューを読んでくださっていて、現時点でプロジェクトマネージャーのご経験がない方にも、活かせそうなご経験があればぜひ選考にチャレンジしていただきたいと思っております。
裁量の大きな環境でプロジェクトマネージャースキルを習得
インタビュアー
すでに5年ほどKBSで勤務されていると思うのですが、これまでどのようなお仕事をされてきましたか?
小林さん
開発案件のプロジェクトマネージャーとして、マスタシステム老朽化対応プロジェクトや、インボイス対応の案件など様々な経験を積んできました。前職ではプロジェクトマネージャーとしての経験はなかったものの、KBSでは私がプロジェクトの実質的な責任者として、協力会社の方の取りまとめや進捗管理、品質管理等を行っております。
私自身は今2つの案件を並行して担当しており、どちらもKBSからは私のみが参画しておりますが、私が所属している経理システムグループにおいては、毎朝のミーティングや週1の出社奨励日で上長に相談する機会があるなど、困った時に助けを求めやすい環境です。
案件によっては、キリンビバレッジ社などの事業会社の担当者と打合せを行うこともありますし、逆に私の方で裁量を持って進めている案件もございます。グループ会社との関わり方は案件によるのではと思います。
入社前に抱えていた「顧客にシステムを導入して終わりではなく、導入後にしっかりと使われているかまで見届けたい」という思いが叶えられていることに加え、比較的大きな規模のプロジェクトマネージャースキルを身につけることができたこと、キリングループならではの品質へのこだわりをシステム開発においても追求できている点において、転職してよかったと今でも思いますね。
インタビュアー
それはよかったです。ご自身で手を動かして開発することは減ったと思うのですが、前職での開発の経験が活かせるシーンもあるのでしょうか?
小林さん
ありますね。現状開発は協力会社の方にお願いしているケースが多いのですが、少し踏み込んだ技術的なフィードバックを行える点は私自身の強みなのではないかなと思っております。また、開発する上で何か困っていることがあった時も、自分自身の開発の経験に照らし合わせて提案することもできるので、協力会社の方と良好な関係を築きワンチームでプロジェクトを進めていく上でも役立っているのではないかなと思っております。
インタビュアー
キャリア採用をそこまで本格的化していない頃に小林さんはご入社されたと思うのですが、キャリア採用での入社者にとって、今のKBSはどのような環境だと思いますか?
小林さん
私が入社した当時と今で大きく違うのは、キャリア採用者の入社数が多くなっていることです。同じ部署の中でもキャリア採用での入社者が増えてきているため、キャリア採用入社者同士で相談しあうことも多いですよ。
一方で、「教育制度やOJTの機会は活用しつつも、自分でスキルや知見をキャッチアップしにいく必要がある点」は、入社当時から今でも変わっていない点ではないかなと思っております。ある意味一般的な大手企業のイメージとは相反した点でもありますが、自分達キリングループのITの未来を作っていく手触りは感じていただけるのではないかなと思っています。
育休取得が当たり前の環境で叶えるワークライフバランス
インタビュアー
そういえば、小林さんは直近で育休を取得されましたよね。育休を取得する際の心理的なハードルはありましたか?
小林さん
全くなかったですね。なぜなかったかというと、お子さんのいる社員の割合が高いため、男女問わず育休取得の文化が根付いているからではないかなと思います。
また、KBSに入社する前のタイミングで第1子が誕生しており、育児に手がかかることを考慮して入社タイミングも調整してもらいました。家庭との両立に理解がある会社であるという認識は入社当初からずっと持っていたため、第2子誕生の際の育休取得に対してもためらいはありませんでした。
インタビュアー
お一人目のご誕生タイミングとKBS入社タイミングがおおよそ重なっていると思うのですが、KBSは育児と仕事の両立はしやすい環境ですか?
小林さん
はい。リモートワークがメインであるため、家事に取り掛かりやすく、保育園からのお迎え連絡にすぐに対応することができる点がとても良いと感じています。また、フレックスタイム制度もあるため、日によって勤務時間を調整することも多いです。
インタビュアー
働き方に至るまで答えていただきありがとうございます。
では最後に、どのような悩みを抱えている方にKBSの選考を受けていただきたいか、メッセージをお願いします。
小林さん
やはり、以前の私のように客先常駐型の会社で働いている人にとって、スキルプランを立てづらい点を悩ましく感じている方は多いのではないかと思います。しかしKBSではキリングループの開発に特化しているため、これからどのようなスキルを身につけてどのようなキャリアを目指していくかが想像しやすい環境です。また、制度と文化両面で家庭との両立もしやすい環境なので、仕事も頑張りつつ自分の生活も大切にしたい方にとってもおすすめの環境だと思います。