CAREER RECRUIT
Interview

食品メーカー出身の社内SEがキリンの戦略IT会社で感じたやりがいとは

榎本一輝 さん
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インタビュアー
営業システム第1統轄部でご活躍中の榎本 一輝さんに、KBSへの転職理由や働く魅力についてお話を伺いました。

ITの知見をより活かせる
環境を求めてKBSへ

インタビュアー
榎本さん、本日はよろしくお願いいたします。
まずは簡単な自己紹介をお願いします。
榎本さん
はい、本日はよろしくお願い致します。

私は2015年からSIerでシステムエンジニアとして3年ほど従事した後、2018年頃に中堅食品メーカーの社内SEに転職し、4年ほど勤務した後、キリンビジネスシステムには2023年10月に入社しました。社会人歴は約9年です。
インタビュアー
ありがとうございます。転職を2回経験され、SIerでの働き方とメーカーの社内SEとしての働き方のどちらもご経験されていらっしゃるのですね。

まずは1社目のSIerでのお仕事内容と転職理由を教えていただけますか?
榎本さん
はい。SIerではシステムエンジニアとして、大手金融会社や保険会社向けのシステムの設計〜テストに至るまで幅広く支援しておりました。SIerではITの技術者として働く上の基礎的な力を身につけることができましたが、同じシステムの開発に対して長くても1年ほどしか関われず、成長実感を持ちにくいのが悩みでした。そこで、他社様のシステム開発ではなく、自社のシステム開発に深く関われるような環境を求めて2社目の中堅食品メーカーに社内SEとして転職しました。
インタビュアー
2社目ではどのようなご経験をされてきたのですか?
榎本さん
食品メーカーでしたので、食品の製造や流通、販売に関する多岐にわたる業務を経験することができました。その中でも、関連会社の物流システムの立ち上げはとても印象に残っています。その関連会社では配送や経理の業務をエクセルで行っていたのですが、私が要件定義や設計、パッケージベンダーの選定などに入ったことでシステム化を実現できました。

この経験でIT技術の素晴らしさを改めて実感しましたし、これからもこのようなシステムの開発に携わっていきたいと強く思う様になりました。
インタビュアー
とてもやりがいのあるお仕事をされていたのですね。

食品メーカーの社内SEとしてご勤務されている中で転職を考えられたのはどうしてですか?
榎本さん
先ほどの物流システムの立ち上げの経験は自分の成長につながる経験でしたが、それ以外の業務についてはヘルプデスク的な業務が多く、ITの技術を十分に活かせないことに課題を感じていました。具体的にはパソコンの使い方を電話でご説明するなどの業務が多く、1社目や2社目の経験で得てきたITの技術的な知見を十分に活かすことができないことにはモヤモヤを感じていました。

また、長く同じ会社で働き続けるためには、一定の規模がある会社に転職する必要があるのかもしれない、というふうにも感じていました。

とはいえ、何がなんでも転職したいと思っていたわけではありませんでした。当時の私にどれほどの市場価値があるのか、いろんな企業の面談や面接を受ける中で情報収集をしていきたい、そんなふうに思っていた中で、KBSのことを知りました。
インタビュアー
そのような経緯でKBSとの接点が生まれたんですね。実際に選考に参加してみていかがでしたか?
榎本さん
とても好印象でした。先ほどお話した物流システムの立ち上げの経験をお話したところ、高く評価してもらえてとても嬉しかったのを今でも覚えています。そして、選考の中でKBSからは「まずは1メンバーとして入社してもらい、ゆくゆくは大規模プロジェクトのPMを目指して欲しい」という話があり、私の目指すキャリアとも合致していると感じました。

さらに、どんな質問をしても親身かつ丁寧に答えていただけたことからも、KBSの方の人柄の良さを感じました。加えて、当時並行で受けていたどの会社よりも給与面や福利厚生面が充実していると感じました。選考を受け始めた当初は採用していただけるイメージを全く持っていなかったのですが、面談を通して入社したいという気持ちを強く持ち、内定を承諾いたしました。

やりがいとあったかさを
感じながら理想のPMへ

インタビュアー
前向きな気持ちでKBSにご入社いただけたことがよく伝わりました。

2023年10月にご入社されて以降、榎本さんはどの様な仕事をされていますか?
榎本さん
私は営業システム第1統轄部の営業システム第1グループに所属し、関連事業会社のキリンビール社で使用されている営業管理システムに関わっています。具体的には、日々の製品の売上目標や予実を管理するシステムの安定稼働に向けて、日々キリンビール社とのやりとりやシステムの運用保守を行っています。キリンビール社の営業社員は日本全国におり、キリングループの製品自体も老若男女様々な人に愛されていることから、システムの規模の大きさを実感することが多く、日々やりがいを感じています。

例えば、仕事帰りに飲食店やスーパーに行った時にキリンの製品を見かけると、今の仕事とのつながりを強く感じ自社のことを自慢に思います。
インタビュアー
素敵なエピソードを聞かせていただき、ありがとうございます。入社する前と後で感じたポジティブなギャップはありましたか?
榎本さん
大きく2つありました。

1つ目は、想像以上にあったかい会社だなと思いました。具体的には「お互いに良いところを褒め合う文化」が浸透しています。

キリングループはお酒を取り扱う会社なので、飲みニケーションが豊富なイメージがありましたが、決して強制されるものではなく、適正飲酒を心がけています。想像以上にコミュニケーションが取りやすく、何かあればすぐに相談できる環境のため、人間関係の面でとても満足していますね。


また、事業会社の方も誠実な方が多く、キリングループ全体に良い風土が醸成されていると日々感じながら仕事をしています。

2つ目は、年功序列ではなく実力で評価される会社であることです。

入社前は、実力が仮に高くても年次の問題で評価や昇給につながらないということもあるのでは?というイメージを持っていました。しかし、実際には整備された評価基準に沿って、年齢や年次に関係なく評価され給料も上がっていく会社のため、とてもポジティブな印象を持っています。

また、マネジメントよりのキャリアもあれば、スペシャリストやコンサルタントよりのキャリアも選ぶことのできる環境である点もいい意味で驚くポイントでした。会社全体で「専門性」と「多様性」の両方を身につけていこう、という考えが強いことから、キャリアの選択肢が広く用意されています。等級制度にもそれが反映されている点も1人の働き手としても魅力的なポイントです。

インタビュアー
答えづらいかもしれませんが、ネガティブなギャップはありましたか?
榎本さん
リモートワーク主体ですが、時々出社すると、曜日によっては出社する人が多い日もあり、座るスペースがないこともしばしば….。そのようなときは、共用エリアやほかのフロアで仕事をしますが、裏を返せばそれだけリモートワークが浸透しているということだと思います。
インタビュアー
これからどんなPMになりたいと思っていらっしゃいますか?
榎本さん
私の上長の様に、KBS社内だけでなく、キリングループの事業会社や協力会社の開発担当の方など、多方面に気配りができるPMになりたいと思っています。

そして、理想のPMを目指すための機会がKBSにはたくさんあることを日々感じています。

業務面で言えば、キリンビール社とのやり取りを私がメインで行わせてもらえるなど、PMに必要な経験を着実に積むことができています。また研修の機会を通じて、実戦に生かせるノウハウも学ぶことができています。

これからは、KBSの中でも私がまだ経験していない工程にも関わっていきたいと思っています。

今転職を考えている方に伝えたいこと

インタビュアー
KBSにはどんな人が向いていると思いますか?
榎本さん
SIerでのSEとメーカーの社内SEの両方を経験した者としての意見を伝えさせていただくと、
まずSIerで働いていらっしゃる方に関しては「自分たちが開発しているシステムに対して、愛着を持って長く向き合いたい」という人に向いているのではないかな?と思っています。というのもKBSではキリングループ内のシステム開発以外は行っておらず、キリンブランドに誇りを持ちながらプロジェクトに携わることができるからです。

そして、前職の私のような、IT事業以外を主な収益源としている会社の社内SEの方の中でも「より大規模なシステムの開発に関わりたい」「社会に対して貢献している実感を持ちたい」という方にとってKBSは規模感や影響度ともにぴったりな環境だと思います。
インタビュアー
KBSに興味がある人に伝えたいことはございますか?
榎本さん
まずは気負わずに話だけでも聞いてもらえると嬉しいなと思っています。

私自身、キリンビジネスシステムの選考に応募した時は、まさか内定まで辿り着けると思っていませんでした。

その様に思っていた理由を振り返ると「キリン」という名前の大きさに少し萎縮してしまっていたからだと思います。

ただ実際にKBSの話を聞いてみると気さくで誠実な方が多く、人柄の良さを感じることができました。

もし最終的にKBSに入社をされなかったとしても、面談や面接を通してキャリアの棚卸しもできると思うので、まずは気軽にKBSの雰囲気だけでも味わってもらえると嬉しいです。

このインタビューを読んでくださっているみなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
インタビュアー
榎本さん、本日はありがとうございました!
榎本さん
ありがとうございました!

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