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Interview

「誠実さとお客様本位」キリングループ戦略IT会社の経営企画部長が語るビジョンと行動指針

部門長 石川雅子 さん
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KBSのビジョンと7つの行動指針

インタビュアー
キリンビジネスシステム(以下KBS)は一体どんな会社なのか。 今回は、ビジョンや行動指針、グループを横断して形成されているカルチャーなどについて経営企画部の石川さんにお話をお伺いします。石川さん、よろしくお願い致します。
石川さん
よろしくお願いいたします。
インタビュアー
まずはKBS全体で行き渡っている共通の価値観や文化について教えていただけますか?
石川さん
はい。KBSには「ビジョン」と「7つの行動指針」があり、どちらも社内全体に浸透している実感をもっています。その中でも「誠実」や「お客様本位」についてはグループ全体の考えでもあり、社員が大切にしているものです。「相手の立場を重んじる」ことを大事にしており、お客様に対してはもちろんですが、対グループ各社に対しても同じです。「親会社と子会社」という関係性ではなく、「異なる専門性を持つ人同士でパートナーとしてお客様に対しての価値創造をしていく」ことを大切にしています。
石川さん
また、このビジョンと7つの行動指針はKBS社員自身が作ったものとなります。なぜならトップダウン的発想で作られたものでなく「一人ひとりが自律的に目指すもの」として現場社員の声を反映させることが大切と考えたからです。具体的には2019年5月〜12月にかけて、所属や年齢も様々な社員8名を中心に、複数回のワークショップを実施しながら全社を巻き込んでビジョンと行動指針を作成しました。決定したビジョンと行動指針の発表や浸透施策も、経営層ではなくプロジェクトメンバーが行いました。このような経緯から、ビジョンと行動指針を自分ごと化できているのがKBSの強みではないかなと思っております。
石川さん
今後はビジョンと行動指針を、社員一人一人が仕事の中で発揮していけるように、様々な施策を実施していけたらと思っております。

参考:KBSのビジョンとは

キリン×ITで社会・お客様・働く仲間のよろこびを創造する企業になります

参考:7つの行動指針とは

情熱
自らの意志で考え抜き、熱い気持ちで行動し、責任感を持って最後までやり遂げる。
挑戦
失敗を恐れない心を持ち、新たな発想や創意工夫をもって前に進み続けていく。
多様性
様々な価値観を持つ仲間を認め合い・尊重し、本音で話し合うことで、視野を広げてものごとを考える。
充実感
ひとりひとりが仕事にやりがいを、暮らしに生きがいを見出す。 スピード 時間を意識し、スピードをもって決断・実行する。
誠実
いかなる状況においても、常に誠意をもった行動を貫く。
先見性
社内外で起きている様々な事象にアンテナを張り、未来がどう変化するのかを予測して、新たな価値を考える。
参考:「企業理念」https://www.kirinbs.co.jp/corporate/philosophy.html
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One KIRIN" Values にもとづくKBSのカルチャー

インタビュアー
KBSの色々な方にお話をお伺いすると「いい人が多い」という言葉をよく聞きました。石川さんからみてその秘訣は何だと思いますか?
石川さん
キリングループ共通の価値観や考え方が源泉だと思います。キリングループのコーポレートスローガンとして、「よろこびがつなぐ世界へ」があります。これは、心も身体も健やかに生き生きと暮らすよろこびが、一人ひとりにとって、身近な人達にとって、社会にとって、あらゆる幸せにつながっていると信じているものです。KBSも一人ひとりを尊重し、活き活きと活躍することが、仲間や社会へのよろこびにつながると信じています。
石川さん
また、キリングループの一員として大切にする考え方として、3つの"One KIRIN" Valuesというものがあり、熱意・誠意・多様性を挙げております。 「熱意」とは、自由な発想で、進んで新しい価値をお客様・社会に提案することへの我々の熱い意志。「誠意」とは、ステークホルダーの皆さまのおかげでキリングループは存在しているということへの感謝の気持ち、謙虚な気持ちで確かな価値を提供し、ステークホルダーに貢献するという誠実さ。「多様性」とは、個々の価値観や視点の違いを認め合い、尊重する気持ち。社内外を問わない建設的な議論により、「違い」が世界を変える力、より良い方法を生み出す力に変わるという信念です。
石川さん
KBSは、グループのIT機能を担う会社として、人が財産だと考えています。社員が活き活きと活躍することが社会への貢献にもつながるという考えは先ほどお話したとおりです。もっとも重要な財産である人に投資し、人を大事にすることがとても大切です。
石川さん
KBSの社員の成長に向けて、グループの様々な領域の仕事にチャレンジいただきたいですし、キャリア採用や障がい者の採用、女性の活躍推進など、多様性を受容する組織風土の醸成と成長意欲のある人財の成長を支援する環境を整備することで、一人一人のチャレンジする意欲を高めイノベーションにつながる機会を増やしていきたいと思っております。
インタビュアー
KBSの「人を尊重するカルチャー」はどのような面で現れていると思いますか?
石川さん
「お客様本位」や「誠実」という言葉が社内でよく使われていることに現れているのでは、と思っております。というのも、キリングループやKBSにとっては世の中の全ての方々が、潜在的なお客様です。たとえば、お仕事から離れている時間に友人と食事する際、その友人はキリン製品を愛飲いただくお客様です。街中ですれ違う人誰もがキリングループのお客様、と言っても過言ではありません。
石川さん
「どんな時も常にキリンの代表として、という意識をもつ」ことは、KBSの従業員であれば誰もが意識していると思いますし、だからこそKBSの従業員であることを誇りに思っています。 「キリングループの人って素敵だな」とファンになってもらえるような心がけを、常にしていることも「人が良い」というイメージにつながっているかもしれません。

採用戦略のこれから

インタビュアー
KBSの採用戦略については過渡期を迎えているそうですね。
石川さん
はい。令和の不確実性の高い状況において、既存事業の転換や新領域へのチャレンジが求められています。また、KBSも大きく関わるDX化の推進や社会環境の変化もあり、採用戦略を大きく変換させているところです。 例えば、「新卒一括採用」や「終身雇用」「ゼネラリストの育成」については、これまでのKBSの発展には即したものでしたが、今後を考えると必ずしもそうではないと思っています。キリングループとKBSのキャリアに対しての考え方も、変化してきていることから、今は「キャリア採用」「スペシャリストの採用・育成」にも力を入れる方針に変わってきています。
石川さん
これからのKBSは社員全員が主体的であることを目指したいですね。 KBSでは「ただ言われたことだけやる」という姿勢は推奨されません。 KBSが目指す「社会課題の解決」や「健康・幸せ・豊かな時間の創出」に向けて何ができるのか。 常に主体的に考えながら行動していただけると嬉しいです。
インタビュアー
KBSにこれから入社いただく方にはどんなことを期待していますか?
石川さん
他社様で得た経験をぜひ怖がらずに発信していただきたいです。 キャリア採用でご入社いただく方からすると、KBSの常識に対して「おや?」と感じることもあるかもしれません。そんな時は感じたことや考えをぜひ率直におっしゃっていただければと思っております。KBSでは社員それぞれが仮に違う意見をもっていたとしても、それを頭ごなしに排除することはありません。KBSにとってこれまで馴染みのなかった考えに対しても、誠実に捉えて検討するので安心していただきたいと思っています。 また、仕事の面でも他社様での経験を積まれてきていますが、即戦力としてご活躍いただくだけでなく、さらに成長していただきたいと思っております。チャレンジをしたいという気持ちを大事にしながら、未経験の領域に対しても挑戦していただきたいと思っておりますし、そのような機会をたくさんご用意できればと思っております。
インタビュアー
最後に、どんな人にKBSの選考にご応募してほしいと思っていますか?
石川さん
新しいことに挑戦したい方でしょうか? おそらく社名に「キリン」という大手企業の名前があることで、堅い印象を持たれる方もいるのではと思っております。現行のプロジェクトや業務の品質や効率化を目指すための標準ルールやガイドラインはありますが、それはしっかり活用したうえで、環境変化にもしなやかに対応していただきたいと考えています。 キリングループの変革にとって、ITの活用は欠かせません。 そのため、我々も新しいことにたくさんチャレンジしていく必要があり、その推進力としてキャリア採用を積極的に行なっています。 これからKBSでどんな新しい挑戦ができるのか。 ぜひ選考の中でお伝えできればと思いますし、その中で、良いギャップを感じていただきながら、ご縁に繋げることができればと思っております。

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