CAREER RECRUIT
Interview

キリングループで実現する、グループ間の横のつながりを活かす働き方とは?

部門長 山本 直毅 さん
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会社の垣根を超えて、機能で繋がるレイアウト

インタビュアー
本日は、中野セントラルパークサウスにあるキリンビジネスシステム(以下KBS)のオフィスを紹介しながら、KBSで働く魅力についてお伝えしていきたいと思っております。案内人は経営管理部人事総務グループの山本さんです。
山本さん
よろしくお願い致します!
インタビュアー
KBSの本社はキリンホールディングスやキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンなどの主要グループ会社と同じオフィスにありますが、特徴的なのが、「会社」でフロアを分けず「機能ごと」に机を並べているという点ですよね。あまり他社では聞いたことのない事例ではないでしょうか?
山本さん
そうです。会社ごとに区切るのではなく、マーケティング・営業・生産・物流など、業務ごとに各担当者の机が並ぶ機能別レイアウトを採用しています。具体的には、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンといった各事業会社の生産領域に関わるメンバーであれば、事業会社の壁を越えて似たお仕事も発生するため、情報交換やコラボレーションがしやすいような設計にしています。
インタビュアー
なぜ「機能別レイアウト」を採用しているのですか?
山本さん
オフィスの移転プロジェクトの中で、オフィスのレイアウトを考える際に、「そもそも各社のエンドユーザーは小さい子どもさんからお年寄りの方まで幅広く、同じなのに、会社ごとにフロアを分ける必然性はないのでは?」という問いが出てきました。
山本さん
機能別レイアウトの採用について、実は最初は反発もあったんです(笑) しかし、実際に入居し、各社の机が入り乱れて仕事をしてみたところみると、違和感がそれほどなく、むしろ各社間の交流が活発になった感覚があります。
山本さん
例えば、オフィス移転前であれば、各事業会社と打ち合わせをしたかった場合は、どちらかのオフィスにどちらかが出向く必要がありました。しかしオフィスを中野に集約したことで、打ち合わせをする際には中野セントラルパークサウス内のフロアを移動するだけで済んでいます。 今では私としてもキリンオフィスの気に入っているところの1つです。
山本さん
KBSのプロジェクトマネージャーは「キリンホールディングスの社内SE」でもあると思っています。となると、社内SEが別のオフィスで働くのは不自然ですし、むしろ今のオフィスのあり方があるべき姿なのではないかな?と思っています。
山本さん
グループ会社が一つの場所に集まっていること自体がそこまで多くはないかなと思っているのですが、会社ごとにフロアを分けていないとなるとかなり希少な環境ではないかと思います。キリングループはビールやドリンクを扱う会社もあれば、物流や、弊社のようなシステムを扱う会社もあるなど、商材や会社フェーズ、職種などがバラバラな企業の集合体です。 そんなキリングループにとって、同じオフィスに集まり、同じ文化や価値観を醸成できていることは、グループ会社同士のシナジーを生み出すことにもつながっているのではないかと思います。
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フレキシブルな働き方を実現

インタビュアー
今度はKBSでの働き方について聞いていきたいと思います。まずは2019年10月から導入している「コアタイムなしのフレックスタイム」制度について、概要を教えていただけますか?
山本さん
はい。KBSでは全社員がフレックスタイム制の対象者となります。就業可能な時間は朝の5時から夜の22時まで幅広く、いわゆる「コアタイム」はないため、各々の生活スタイルに合わせて勤務時間を選択できるのが特徴です。例えば「子どものお迎えなどがある日には早めに帰り、そういった予定がない日には存分に仕事をする」という使い方や「残業で退社が遅くなった次の日は次の日は少し遅めに出社する」という使い方があるかなと思っています。弊社はお子さんがいらっしゃる従業員の割合が全体の3分の1で比較的多いのですが、そういった従業員からは、「保育園/幼稚園からの突然の呼び出しがあった際にも有休を使わずに早退できるのが便利」という嬉しい声をもらっています。「フレックスタイム」制度を導入した背景には、「従業員の多様性を後押ししたい」という思いがあったのですが、今の所うまく機能しているように思います。
インタビュアー
次に、2020年9月から導入している「リモートワーク」制度についても、概要を教えてください。
山本さん
はい、フレキシブルな働き方を実現するもう一つの手段としてリモートワーク制度を用意しております。情報セキュリティの規定を順守した上で、業務に集中できる環境であれば、就業場所は問いません。実際には「資料作成など、集中が必要な時は通勤時間を省きリモートにすることで生産性を向上させる」「出社して打ち合わせをする必要がない時はリモートワークにする」などのような活用事例が多いです。
山本さん
また、かなりイレギュラーですが、従業員が怪我をしてしまい出社できなくなってしまった時も、リモートワーク制度があったおかげで勤務を継続できた、という事例もありましたね。
山本さん
「リモートワーク」制度を導入したきっかけはコロナ禍でしたが、感染症対策に必要の有無に関わらず、キリングループでは「業務の生産性や創造性の向上を支援したい」「従業員一人ひとりの働きがいやワーク・ライフ・バランスの向上を実現したい」という思いがあります。そのため、2024年3月現在もリモートワーク制度を継続しています。
山本さん
私のような、 管理職に相当する従業員が積極的に在宅勤務を利用することで、より働きやすい環境づくりにつなげていきたいなと思っています。
インタビュアー
今の出社頻度はどれくらいですか?
山本さん
週に1〜2回ほどですかね。出社とリモートのいいところをそれぞれ活用する「ハイブリッド」なワークスタイルの社員が多い印象を持っています。
山本さん
キリングループの他グループ会社の出社頻度も大体同じくらいで、少しずつ出社が増えてきている体感があります。
山本さん
リモートワーク制度はぜひこれからも活用していただきたい、という思いがある一方で、最初にオフィスを紹介させていただいたように、キリングループのオフィスはグループ会社同士のコミュニケーションを促進する素晴らしい作りになっているので、ぜひご入社いただいた時は、リモートワークもしつつ、出社もぜひして頂きたいと思っています。
インタビュアー
今のKBSに対して課題に感じていることの中で オフィスの仕組みや制度面から解決できそうと考えていらっしゃることはありますか?
山本さん
もっとグループ会社間のシナジーを生んでいきたいですよね。具体的な取り組みとしては「毎月5と10のつく日はコミュニケーションワーク促進Dayとして、いつもと違う場所で仕事をしよう」という発信がなされています。
山本さん
社会情勢の変化にあわせながら、他社に先駆けて働きがいを高めていくのがキリングループのスタイルですので、これからもそのような姿勢をキープしていきたいと思っています。
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