KBSはキリングループの社内SEとしての役割を担う存在です。KBSはキリングループの社内SEとして各社の課題を吸い上げ、戦略/戦術を立案をするだけでなく、システム企画、要件定義、開発まで一気通貫で担っています。そのため、社内SEでありながら、ITコンサルティング/SIerのような役割も担っています。

エンジニアとして働く上で、身近な商品に関するシステム開発に関わることで、システムがどのように使われるかのイメージがつきやすいことはとても大事です。KBSの場合はキリンの商品が消費者にどのように届くかをイメージしながらシステムの開発をすることができます。

キリンは、複数のプロセスを経て経済産業省からDX注目企業に選ばれました。ただ、日本企業のDX成功率はわずか10％程度。そこで、KBSはDXを成功させるために必要と言われる、7S：Strategy(戦略), Structure(組織構造), System(システム), Shared Value(共通の価値観), Skill(スキル), Staff(人材), Style(組織風土)を重視しています。　

システムの受託側は、システム開発における開発をし終えると、運用は別の企業が対応することがあります。また、追加開発が続いていたとしても別の企業が開発に入ることもあります。一般的に、SIerが当該システムを半永続的に携わる可能性は低いですが、KBSでの社内SEは一つのシステム開発に中長期的に携わることができます。

キリングループは、設立以降でも指折りの大きな「変革期」 に入っています。KBSはキリングループの「DXの推進」の中心的な存在として、各グループとコミュニケーションをとりながら、キリングループを変革していく意志を持っています。